裁判傍聴記
⭕連続強姦事件
加害者の家族構成
4人家族で公営住宅暮らし
事件概要
事件1
特急列車内6両目の前方から2列目にいた会社員女性(20歳)の隣に座り、「逃げると殺すぞ」「ストーカーして一生付きまとうぞ」と脅した後、繰り返し女性の下半身を触る。午後10時半から30分間にわたり、車内のトイレに連れ込み、トイレ内で同女性をレイプ。
被害女性は車両前方のトイレに連れて行かれる途中、助けを求める声を上げた。車内に約40人の乗客がおり、一部が異変に気付いたが加害者に「何をジロジロ見てんだ。殺すぞ」とすごまれ、制止できなかった。又、車掌に通報するといった対応もされていない。
事件2
特急列車の先頭車両の最後部ボックス席に座っていたパート勤務の女性(26)の通路を挟んで隣のボックス席へ座り、「かわいい服着てるな」と声を掛け、「オレ、やくざ」と脅しながら、女性の横に座り、女性の服をまくり上げ「逃げたら殺すぞ」と言いながら、その場で1時間にわたり強姦。
事件3
得改札口で女子大生(18)の足を蹴り付け、女子大生は無視をして立ち去ろうとしたが、「謝ってるのに無視か。」と言って口論に仕立て上げ、他の乗客が改札を出て人気が無くなってから、被害者の手をつかみ男子便所に連れ込み「騒いだら殺す」と脅し女子大生を50分にわたり強姦。
その他の余罪
加害者は15年程前から17、18歳の女性の後を付け、家に入る一瞬を狙い被害者宅に押し入り、家人がいれば逃走し、不在ならば、女性に対し猥褻行為に及んでいた。同じような被害者は40名以上確認出来たが田舎のことなので、被害者は警察に届けるのを渋り、事件化されることはなかった。
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