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閲覧注意 淫獣の部屋

No.466 2014/04/29 11:55
白い竜 ( 45 ♂ xULHBe )
あ+あ-

≫465

No9
 私はガバッと椅子を立ち上がると、いきなりフローリングの床に跪いた。そして妻の足下に額を擦り付けながら、「キミのオナニーを覗いていたのは謝る、心から謝る。だけど頼む。お願いだから他の男とセックスしてくれ」と何度も何度も頭を下げた。
 それは、実に滑稽で、実に不可解な光景だった。床に額を擦り付ける私は、妻に浮気しないでくれと頼んでいるのではなく、妻に浮気してくれと頼んでいるのだ。
 完全に病気だった。まさに私は狂っていたのだ。
 しかし、私がそう必死に嘆願を続けていると、次第に妻の心は揺らいできたようだった。
 妻は、足に縋り付く私に「もうやめてよ」と言いながらも、「他の男って……いったい誰なのよ?」と眉を顰めた。
 私はすかさず立ち上がると、妻の顔を情熱的に見つめながら「探すよ! キミを喜ばせる男を必ず探し出してみせるよ!」と、なぜか力強く拳を握った。
 妻はそんな私に、「馬鹿みたい」と呟きながら、黙ったままテーブルの上の『カゴメ醸熟ソース』を見つめた。しかし、しばらくするとソッと私に視線を戻し、小さな声でポツリと呟いた。

「あなたが、どうしてもそうしたいというなら……それでもいいけど……」

 私は「えっ!」と叫びながら、素早くフローリングの床に跪いた。そして妻の生足に縋り付きながら、「ありがとう!」と何度も叫んでいたのだった。

 やっと私のこの異常な願いを受け入れてくれた妻だったが、しかし私の心情は複雑だった。やはり妻は私のペニスでは物足りなかったんだと、心は激しく揺れ動いた。
 凄まじい絶望に襲われた。そんな絶望と、遂に妻が他人男で悶える姿が見れるという喜びが複雑に混じり合った私は、いつしか妻の生足に縋り付いたまま声を出して泣いた。
 妻はそんな私に呆れながらも、「馬鹿じゃないの」と笑っていた。
 私は絶望と喜びの狭間に立たされながらも、妻が複数の他人男に嬲られている姿を複雑に思い浮かべていた。
 そして今にも射精せんばかりに勃起したトンガリ鉛筆を、妻の足の甲にスリスリと擦り付けていたのだった

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