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閲覧注意 淫獣の部屋
No.468 2014/04/29 11:59
白い竜 ( 45 ♂ xULHBe )
あ+あ-
No11
ある時、珍しく大勝ちした私は、牧田さんに強引に誘われその映画館に行った事があった。
薄暗い闇の中にひっそりと潜んでいるポンメ達は、まるで墓の下から這い上がって来たような不気味さを漂わせ、その病的に痩せたガリガリの身体は、居酒屋の裏のポリバケツに捨てられた手羽先の骨を彷彿させた。
さすがに、そんな彼女らと交わる勇気は私にはなかった。信吾君も私と同じらしく、私と信吾君はポンメを買うのを辞退した。
すると牧田さんは、残念そうに舌打ちしながらも、「じゃあ、今夜はホテルに行かねぇでトイレでパッパと済ませて来るからよ、悪いけどちょっと待っててくれよ」と言いながら、その魂の抜け殻のようなポンメを連れて、トイレへと向かったのだった。
そんな牧田さんの後ろ姿に呆れて笑いながら、私と信吾君は二人で古い日活ロマンポルノを見ていた。
しかし、しばらくすると、ふと、これはチャンスだと私は思った。
というのは、その時から、既に私はこの牧田と言う男に妻を抱かせようと企んでいた。だから、この牧田と言う男がいったいどんなセックスをするのかを、事前にリサーチしておく必要があったのだ。
今まさに、それをリサーチするチャンスだと思った私は、ポテトチップをガリガリと齧りながら映画を観ている信吾君に、「ちょっと電話して来るね」と嘘をつき、埃臭い暗幕を掻き分け場外に出た。
古いポルノ映画館の廊下には、『痴漢電車・ドロドロの女子大生』や、『淫乱看護婦の四畳半』といった、今、ネットで売ればかなり良い値がつきそうな古いポスターが、所狭しと連なっていた。そんなポスターを横目にしながら、私は奥のトイレへと足を進めた。
果たしてトイレのドアを開けると、いきなり小便器が並ぶフロアの隅で、トランクス一枚の牧田さんが汚れたトイレの床に屈んでいるシーンが目に飛び込んで来た。
てっきり個室の中でヤっていると思っていた私が、「失礼!」と慌ててドアを閉めようとすると、ポンメの陰毛に埋もれた牧田さんが「いいから、遠慮しないで小便して行きなよ」と笑った。
思ってもいないチャンスに、私はへらへらと笑いながら再びドアを開けた。そして「邪魔してごめんなさいね」と言いながら、素早く小便器に立ったのだった。
小便をしながら、ソッと横目で牧田さんを見た。
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