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閲覧注意 淫獣の部屋 2

閲覧注意 淫獣の部屋

No.486 2014/04/29 13:02
白い竜 ( 45 ♂ xULHBe )
あ+あ-

≫485

No25
 牧田さんと信吾君に次々にビールを飲まされた妻は、なんと、本当に酔っぱらってしまったのである。
 これは予想外の展開だった。
 しばらくすると、妻はソファーにぐったりと沈み込みながら、何やら意味不明な言葉をブツブツと呟き始めた。
 牧田さんは、そんな妻の肩をソッと抱き、妻の唇に無理矢理グラスを押し付けながら、妻の耳元に「ほらほら、一気にググッと飲んじゃえ」などと囁いた。
 すると妻は、苦しそうに顔を顰めながらもそれを一気に飲み干した。もはや意識や感覚が朦朧としてしまっているのか、妻は、牧田さんに勧められるままに、まるで水を飲むようにしてビールをゴクゴクと飲んでいたのだった。
 これは非常にマズいと思った。
 意識が朦朧としてしまっている妻は、既にこの作戦を忘れてしまっている可能性があった。ベロンベロンに酔いながらも、子供達の名前をブツブツと呟いている妻は、ここで私の存在に気付けば、間違いなく「あなた」と呼ぶだろう。そうなれば、私の作戦は失敗に終わってしまうのだ。
 私はテーブルに顔を伏せていた。目さえ合わなければ大丈夫だろうと思いながら、まるで隠れるようにして食後のコーヒーを啜っていた。
 しかし、問題はそれだけではなかった。
 妻がこのままの状態では、牧田さんや信吾君に中出しされてしまう恐れがあるのだ。
 最悪な事に、この日の妻は危険日だった。
 だから私と妻は、二人の中出しを阻止する為の入念な打ち合わせを事前にしていた。
 それを防ぐ方法として私達が考えたのは、セックスの前に妻がコンドームを二人に渡し、「危険日だから必ず付けてね」と念を押すという事だった。その為に、妻のバッグの中には大量のコンドームを用意していたのだ。
 が、しかし、今のこの状態では、妻がそのセリフを言えるとは思えなかった。まして、コンドームを配る事など絶対に無理であろう。

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