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閲覧注意 淫獣の部屋
No.490 2014/04/29 13:09
白い竜 ( 45 ♂ xULHBe )
あ+あ-
No27
さっそくチャンス到来だった。この喫茶店のトイレは、一部の盗撮マニアから聖地と呼ばれている、男女共有の大型トイレだったのだ。
妻がトイレに入るのを見計らい、そのまま知らん顔して私もトイレに入ろう。そしてそこで妻の意識を確認し、場合によっては今日の作戦は中止してしまおうと、密かにそう決めた。
フラフラしながら妻が立ち上がった。しかし、そのままトイレに向かおうと一歩足を踏み出した瞬間、妻はヨロヨロとよろめきながら、信吾君の足下にドテッと尻餅をついてしまった。
私が「あっ」と思った瞬間、すかさず信吾君が妻を抱き上げた。
「大丈夫? 足がフラフラしてんじゃん。いいよ、僕がトイレまで連れてってやるよ」
信吾君はそう言いながら妻を両手で抱え上げると、そのままノソノソとトイレに向かって歩き始めた。
私は焦った。チャンスを失った事に対しての焦りもあったが、しかしそれよりも、トイレに向かう信吾君が私達に向かってニヤリと笑ったその笑顔に激しい焦りを感じた。
これはマズいと思った。怪しい笑顔を浮かべる信吾君は、もしやトイレで妻を犯すつもりなのかもしれないのだ。
私も席を立とうとした。ついでに小便をするふりをして、信吾君が妻に手を出さないかを監視しようと思った。
が、しかし、そんな私を牧田さんが呼び止めた。
「すげぇ掘り出しもんを見つけて来たな」
牧田さんはへへへへへっと笑いながら、わざとらしく舌なめずりして見せた。
私はそんな牧田さんの笑いに合わせて笑いながらも席を立とうとしたが、しかし、牧田さんの話しはまだまだ続いた。
「これからどうする?」
牧田さんは、私にそう言いながら灰皿のシケモクを摘まみ上げると、しわくちゃのシケモクに付着した灰をフーフーと吹き飛ばしながら、ライターの火をシュポッとつけた。
「どうする?……」
私は立ちかけていた腰をゆっくりと下ろしながら、シケモクに火をつける牧田さんに首を傾げた。
「だからさぁ……この後、俺はあの変態女をホテルに連れてこうと思ってんだけど、あんたも一緒に来るかって聞いてんの」
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