No.3 2015/09/17 07:51
匿名さん ( ♀ )
あ+あ-
金曜日の五時半に約束をしたから、木曜日は明日仕事を残すなんてことがないように、残って仕事をしてた。
皆さん定時に帰ってたから、私は一人。そろそろ帰ろうと支度を始めたところに帰ったはずの、先輩(Kさん)が入ってきた。
「お疲れ。まだ帰らない?」
そう言いながら、私の正面に座った。
「そろそろ帰ります」
「Nさんの番号教えてほしいな」
「交換しますか」
「うん。明日俺定時で出るから、職場出たら連絡くれる?」
「わかりました」
「美味しいとこ連れてくからね」
いつも冷たい表情のKさんがニコニコしながら帰っていった。