No.353 2015/11/12 09:11
匿名さん ( ♀ )
あ+あ-
話してる途中、Kさんの手が私から離れた。
Kさんは車を駐車場に停めた。
「…その女、頭くるくるぱーだな」
Kさんは溜め息混じりに呟いた。
精いっぱいの強がりだったのかもしれない。
でも、それは認めたってこと。
「…でも、可愛いですよ」
「…そっか」
いつも私の顔を見て笑うKさん。Cの名前を出してから、一度もこちらを見ない。
「…こんなエッチな話したのに、Kさんエッチな気分にならないんですか?」
「…今日はならないな」
Kさんは遠くを見つめたままだった。