子供の頃の話
No.105 2018/06/15 21:14
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
いつもいつもいじめをしている奴等は笑っていた。
(なにが楽しいんだろ??)
分からない。
考えてもちっとも分からないので、クラスで一番頭が良い金屋(かなや)くんに聞いてみようと思った。
「かなやん、ちょっといい?」
「何?」
金屋くんの隣の席に座る。
「あのさぁ、渡瀬、いじめられてるじゃん。あれ、かなやんどー思う?」
「あぁ……うん」
「なんかさ、しゅうだんでやってるけどさ、言いたいこととかあんなら一人でいいじゃん?なのにみんなで渡瀬一人に色々してさ、楽しいんかね?」
「俺も分かんない」
「やっぱり!?かなやんもわかんないかぁ。あいつら馬鹿みたいだよね」
「うん、俺、あいつらヒキョウだと思う。馬鹿だよな」
それを聞いてホッとした。
「よかったぁ。かなやんはやっぱちがうわー!話してよかった、ありがとー♪」
そう言って自分の席に戻った。
(やっぱりまちがってなかった。あいつら、おかしいんだ)
奴等が笑っている理由は分からないままだったが、クラスに渡瀬くんをいじめない子がいるのを確認出来たのは嬉しかった。
(やっぱ頭いい人はちがうなぁ)
そう思った翌日。
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