子供の頃の話
No.117 2018/07/25 08:52
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
また渡瀬くんの隣の席に代わったが、やはり話す事も無くそのまま12月になった。
もうすぐ冬休みになるという頃、クラス対抗のサッカー大会が開かれた。
それぞれのクラスで男子と女子で別れて、一位になったグループは他校との交流戦に進む事になっていた。
サッカー大会当日、私のクラスの女子達が集まって、その中からゴールキーパーを決めるのに少し揉めた。
クラスでリーダー格の小田原(おだわら)さんが
「だれかキーパーやりたい人いる?」
と言ったが、誰も立候補せず皆黙っている。
「だれかいないの?だれかがやんないとダメなんだよ?もうすぐ試合はじまっちゃうよ?」
小田原さんはそう言って「○ちゃんは?」「△ちゃんやらない?」と声を掛けるが、誰もが下を向いて答えない。
段々と小田原さんの声が苛ついて来たのが分かった。
「ねぇ!だれかキーパーやる人いないの!?なんでだれもやるって人いないの!?」
「……あの、おださん……」
つい口を出してしまった。
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