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子供の頃の話
No.157 2018/09/27 00:03
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
ごろごろと沢山転がっている、丁度良さそうな大きさの石ころに「住吉」さんが疲れ果てた感じで腰を下ろす。
白田さんと私も「住吉」さんの近くの石に座った。
田口くんが
「おれ、しょんべんしてー!」
と言って、津田くんと##くんともう一人の男子に
「しょんべんしたくね?いっしょにいかね?」
と声を掛けた。
(わざわざデカい声で言うなっつの……)
と思ったが黙っていた。
4人の男子に
「遠くいくなよ?はぐれたらヤバいからね?」
と言って、リュックサックから水筒を取り出す。
男子達は連れ立って草むらに入って行った。
水筒の中の氷はまだ溶けておらず、麦茶もたっぷりと残っている。
(せつやくしといて良かったな)
コップがわりのフタに麦茶を注いでぐびぐびと飲んだ。
日差しはまだ強くて暑い。
冷たい麦茶が体に染み込む。
「住吉」さんをちらりと見ると、膝に置いた両腕に顔を埋めていた。
白田さんが
「大丈夫?」
と心配そうに声を掛けるが、「住吉」さんは答えず顔もあげない。
(だいじょぶなのかな、この子)
なんだかちょっと変わった子なのかな、と思った。
「……えーと……なに、さん、だっけ?すいとう、まだ中入ってる?のめば?」
そう私が声を掛けると「住吉」さんは怠そうに顔をあげた。
やっぱり何も答えずリュックサックから水筒を引っ張り出して、こぽこぽと中身をコップに注ぎ一気に飲み干す。
「はあっ!………つかれた………」
大きく息をついて「住吉」さんがやっと声を出した。
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