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子供の頃の話
No.167 2018/10/02 16:15
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
教室に入る時に気まずさはあったが、扉を開けても注目される事は無かった。
私が席に着くとすぐにチャイムが鳴って担任の先生が入って来る。
先生は私を見て
「おー!高木さん!風邪治りましたか!」
とニコニコとしている。
軽く頭を下げて先生から目線を外した。
朝のホームルームが終わり授業まで10分間の自由時間の時に、私の前の席の男子が振り返って声を掛けてきた。
「ねぇ、キミ、なんで休んでたの?カゼ?」
「……………はぁ……」
「はぁ、って、カゼじゃないの?」
「……ん……べつに……」
(どーでもいいだろ……)
「もしかしてとうこうきょひ?」
「んなんじゃないよ………」
「……ふーん」
(なんなんだよ、コイツ)
頬杖をついて「話しかけるな」オーラを出していたつもりなのにその男子は喋り続ける。
「キミ、高木さんだっけ?」
「ん」
「おれの名前読めた?」
「…………はぁ?」
「漢字。読めた?」
読めたも何もない。
「いや、読めるとかってかあんたの名前しらないんだけど」
「はっ?だって前のせきじゃん、おれの名前しらなかったの??」
(なんなんだよ、めんどくせーな)
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