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子供の頃の話
No.169 2018/10/04 00:29
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
瀬納くんの話と言うか質問はまだ終わらない。
「キミさ、高木なんていうの?下の名前」
「………………マキ」
「高木マキっていうんだ。部活何入るか決めた?りくじょう部とか入んないの?」
「りくじょう部?」
「うん。走ったり、きらい?」
「………んー、つーかもう決めてる」
「何部?」
ボールをついてシュートのパントマイムをする私。
「バスケ部?」
「ふふっ♪」
「そっか、バスケ部か……。りくじょう部じゃないんだ」
何故だかちょっと残念そうな瀬納くん。
チャイムが鳴って瀬納くんは前を向いた。
(変なヤツ………)
授業が始まって私は顔面蒼白になっていたと思う。
とにかく先生の言っている事も、黒板に書かれている事も、何もかもが理解出来ない。
回りの生徒が何をしているかも分からなかった。
教科書のどこを見ればいいのかもさっぱりでずっと私は下を向いていた。
(なんで10日休んだくらいでこんなにじゅぎょうすすんでんの!?)
やっぱり学校を休めば良かったと後悔した。
授業が終わり瀬納くんがまた振り返ってきて
「じゅぎょう分かる?休んでたあいだのノート見る?」
と言ってくれたが断ってしまった。
プライドだけは一人前。
色々な意味で本当に私は馬鹿だった。
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