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子供の頃の話
No.178 2018/10/12 01:00
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
文化祭での演劇部の舞台はミスも無く大成功だったと思う。
その後は11月の市の演劇大会に向けて演技などを詰めていく為に部活はまだまだ忙しかった。
文化祭が終わって一息つく間も無く今度は体育祭の準備で慌ただしくなった。
体育祭での競技でムカデ競争というのがあった。
クラスの男子、女子に分かれてそれぞれ全員の足をハチマキで縛って走る競技だ。
私は背が高いという理由だけで先頭になって女子達をまとめる役になってしまった。
ムカデ競争の練習は毎日あったが何日経っても足並みが揃わない。
「アッキー!もっとちゃんと声出して!」
「ちゃんとリードしてよ!」
と何度も皆に言われた。
人をまとめたりは苦手な私にとって、ムカデ競争の先頭は荷が重くて堪らなかった。
3週間程練習してもちっとも上手く全員で走る事が出来ない。
クラスのリーダー格で体育委員の小田原さんに
「おださん、私じゃムリだと思う」
と相談した所
「うーん、じゃあ堀口(ほりぐち)さんにかわってもらう?」
と案外あっさりとリード役を降りる事になった。
堀口さんはバレーボール部の小柄な子だったが声は大きくてリード役にはぴったりだった。
堀口さんが先頭に立って
「みんな!いくよー!!」
と声を掛けると一回でスタートからゴールまで初めて走れた。
結局そのまま先頭は堀口さんで決まった。
私はなんだか情けなくて仕方無かったのだけれど、回りの子達がそれに気付いていたかは分からない。
学校では平気な顔をしながら家では大分落ち込んだ。
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