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子供の頃の話
No.182 2018/10/24 04:22
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
冬休みに入る前に今度は「3年生を送る会」での演劇部の劇の脚本が決まった。
文化祭や大会の時と同じ様に先輩方からオーディションで主な役についていく。
今度の劇は登場人物が少なく、ほぼ2年生の先輩方で役が埋まった。
私はまた出番は少ないがセリフのある役を貰う事が出来た。
自分で言うのも何だが私は1年生の中でも声が大きく、部内では目立っていた。
オーディションの時も
(みんなと同じ演技はしない。人とはちがうことをする)
といつも思っていた。
体育祭でのムカデ競争や教室では目立ったりまとめたりは嫌いだったのに、こと部活となると全く別人の様だった。
冬休みになっても部活でやはり学校には通っていた。
イチもまた陸上部の練習で朝から学校に来ていた。
学校の校門を入るとすぐに陸上部の倉庫兼部室があり、棒高跳び用の大きく分厚いマットレスが置いてある。
グラウンドと校舎へ続く道の間には高さが10メートル程あるネットが張られていた。
イチや他の陸上部員の男子達がマットレスによく座っては話をしていて、ネット越しにイチに軽く手を挙げて挨拶をしたりしていた。
そんな風にしていたのだがどうやら私は陸上部の女子部員の子達にあまり良く思われていなかったらしい。
イチに声を掛けると女子達は固まってこちらを見ながらヒソヒソと話をしている。
それがなんだか気分が悪くて段々とイチに声を掛けるのが面倒になってしまった。
冬休みが終わる頃にはマットレスに座っているイチをちらりと見るだけになった。
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