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子供の頃の話
No.198 2018/12/02 18:07
匿名さん ( 42 ♀ )
あ+あ-
★
卒業式に咲いていた桜も散って春休み。
部活では特にする事もなく、私達1年生にも気持ちに少し余裕が出てきた頃だった。
1年生の部員は私を含めて8人だったが、その中のひとりである加藤(かとう)さんが部内で問題になってしまった。
加藤さんは私と同じ小学校出身で、小学生の頃は私と加藤さんの家が近かったのもあり、たまに二人で遊んだ事もあった子だ。
3年生を送る会までは加藤さんも他の1年生も皆仲が良く、部活の時間はほとんど8人で揃って一緒に行動していた。
が、春休みに入ってから加藤さんが私達と距離を置く様になった。
理由は分からなかった。
加藤さんは部室の後ろの席にひとりで座り、私達の方を見る事も余り無かった。
私も他の1年生も加藤さんを気にはしていたが、離れていく理由も分からないし、どう話し掛けていいか考えあぐねている所もあった。
2年生の先輩方が加藤さんを心配している様子なのも何となく伝わって来ていた。
時おり先輩方の私達や加藤さんへ向ける視線に気付いたが、誰も何も言わないまま時間だけが過ぎて行った。
もうすぐ春休みも終わり新年度になるという頃、私は2年生の荒川(あらかわ)先輩に廊下に呼び出された。
私ひとりが呼び出されたので
(なにか目ぇつけられるよーなことしたのかも)
とびくびくしていた。
荒川先輩は美人で声の綺麗な人だった。
けれど学校内では不良だと噂されていて、部活でも少し浮いた感じの存在の先輩だった。
まだ中学生だというのに荒川先輩はお化粧をし、長いスカートにはよく見るとタバコの火で開いたらしい穴が幾つもあった。
そんな荒川先輩に二人きりで話があると言われ怖くて堪らなかった。
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