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子供の頃の話
No.199 2019/01/21 04:54
匿名さん ( 42 ♀ )
あ+あ-
★
部活が始まってすぐに荒川先輩に
「高木さん、ちょっと廊下来て」
と言われビクビクしながら先輩の後について廊下へ出た。
(なんだろ…私なんかしたかな…)
春休み終わり間近の校舎は人気も殆ど無く矢鱈と静かで、その静けさが余計に私を不安にさせる。
何を言われるのか怖くて下を向いている私を荒川先輩はじっ…と見つめていたが、暫くして口を開いた。
「あのさぁ、高木さんさ」
「…………はい…………」
「高木さんてさ、1年生の中でリーダーみたいな感じだよね?」
「………?………あ、いえ、そんなでも……」
(……あー……ヤバい、私目立っちゃってたんだ……。それで先輩怒って……)
「……高木さん、加藤さんの事どう思ってる?」
「……………??」
「最近加藤さんひとりでいるよね?気付いてる?」
「あ………はい……なんでか加藤さん私達からなんか……離れていっちゃってて……」
「そういうのさ、良くないよね?」
「……はい……」
「うん。でさ、高木さんなら加藤さんの事何とか出来ないかな」
「??」
「高木さん、ムードメーカー?みたいな所あるしリーダーっぽいとこもあるよね」
「…………」
「私ね、高木さんなら加藤さんの事何とか出来ると思ってるのね。これ2年生みんな同じ考えなの。このままだと加藤さんにも1年生みんなにとっても良くないよね?」
何か怒られるのだとばかり思っていた私は荒川先輩の話にびっくりした。
何より先輩方が私達1年生の事をよく見てくれていたのにも驚いたし嬉しかった。
「どうかな、加藤さんとみんなが前みたいに仲良くなれる様に出来ない?」
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