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子供の頃の話
No.215 2020/05/07 05:49
匿名さん ( 43 ♀ )
あ+あ-
★
「…………今だけだから。行くの」
「うん、それでもいいよ♪きてきて♪」
あえて加藤さんの方は見ず、1年生の皆が固まって話をしている部室前方へ向かう。
皆の席の端にいつも町田さんは座っていて、にこにことしながらお喋りに夢中になっている1年生達を見ている感じだ。
「まっちゃ~ん、きたよー♪ハイ、かとーさんここ、ここ」
近くのイスをガタガタと二脚引っぱって町田さんの席の側に置いた。
「ほい、すわってすわって♪」
「……………」
無言でイスに座る加藤さんに町田さんが声をかけた。
「加藤さんいらっしゃーい」
「……………うん」
誰とも目を合わせないままだったが少し間を置いて加藤さんは町田さんに答えた。
元々座っていた席に置いてある水筒を取って加藤さんの側のイスに私も着く。
「はい、かとーさん氷まだあるよ~」
そう言って加藤さんの手の中のコップにまた氷を落とした。
今度は麦茶も一緒に注ぐ。
「………あり、がと」
「へへっ♪」
コップに口を付ける加藤さんに町田さんが話す。
「真ん中暑かったでしょ?ここすずしくていいよね」
「……そんなでも、なかったけど」
「そう?でも加藤さん来てくれてうれしいなー」
「……ん……」
「前は私らよく話してたね、なんか久しぶりだねー」
「………そう、だね」
麦茶をすする加藤さんを見ながら
(やっぱまっちゃんでセイカイだったな)
と考える。
昨日の帰り道、私は町田さんに
「かとーさんの話を聞いてあげてほしい」
と頼んでいた。
町田さんも快諾してくれたので加藤さんさえ来てくれたなら後はスムーズに事が進みそうだ。
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