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子供の頃の話
No.79 2018/04/25 21:57
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
翌朝から私の事を無視する子はいなくなった。
絵美ちゃんがクラスの子達に上手く話したのだろう。
ただ、ひとみちゃんへの態度はみんな変えなかった様で、それどころか嫌がらせは段々と酷くなっていった。
ひとみちゃんは『白ブタ』と呼ばれる様になった。
色白で太っていたからだ。
「白くてデブだから病気だ」と訳の分からない言いがかりをつけて「さわったり喋ると病気が移る」と、クラスの子達はひとみちゃんをからかいながらいじめる様になっていった。
朝、教室の黒板に「白ブタ」「学校くるな」など、他にも酷い言葉が落書きされるのは毎日だった。
黒板に悪口を書かれるたびに、ひとみちゃんは必死な顔をして悪口を黒板消しで消していた。
私にはそれが分からなかった。
何故いじめられている証拠を消してしまうのだろう?
先生に悪口が書かれているのを見せればいいのに、と思っていた。
その事をひとみちゃんに言った事があったが、ひとみちゃんは下を向いたまま何も言わなかった。
ある日の放課後にはクツが無くなった、と騒いでいた。
たまたまその場に出くわした私は、ひとみちゃんと一緒にクツを探したけれど見つからなかった。
「クツないって先生に言いなよ」とひとみちゃんに言ったが、ひとみちゃんは黙っていた。
ひとみちゃんがその時どうやって帰ったか覚えていない。
他にも机にチョークで落書きされたり、物を隠されたりと色々あった様だ。
私は無視や嫌がらせは受けなかったものの、クラスでは浮いた存在になっていた。
誰ともつるまないし、ひとみちゃんの悪口も言わないし無視もしない。
嫌がらせに加担もしなければ、むしろ逆にひとみちゃんを庇う時もあった。
そうしている内にひとみちゃんが私に寄りつく様になってきた。
「しんよう出来るのはアッキーだけだよ」
とひとみちゃんは何度も言ってきた。
私の回りをチョロチョロするひとみちゃんを(めんどくせぇな)と思っていたので、けっこうキツい事を言う時もあった。
それでもひとみちゃんは私にくっついて来た。
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