黒百合女学院中等部 恋の時間割
No.124 2019/03/21 06:45
あかいあおい ( 37 ♀ sq6JBe )
あ+あ-
「先生にはぁ、エッチな意味でお世話しました!って感じ?」
職員室でそうふざけるあおい。
「出てけっ!。さっさと(クラスに)帰れっ!」
久々にキレて真っ赤になって、そう怒鳴る松田先生。
数十分前、途中マクドナルドで仲良しの皆とランチしたものの、ちゃんと午後の授業に間に合うよう、児童副会長兼級長として、中学校お受験の合格発表のニュースを持って職員室に報告に来たあおい。
「入試のとき体調悪かった芳谷明恵ちゃん除いて、全員合格でしたぁ!」
そんな、あおいのニュースに歓声と残念がる声が。もちろん残念がってるのは、芳谷明恵の担任だ。そして、あおいを黒百合に残らせたいと思ってる松田先生だ。
「そうか、合格したか!よかったな!。お受験どころじゃなかったのに、赤井、よく頑張ったな!」
クラス担任の建前でそう返す松田先生。しかし
「それでどうするんだ?。黒百合やめて国立とかその付属とか行くのか?。人気者のお前だ、皆が淋しがるぞ」
松田先生が泣き落とし作戦をあおいに繰り出すのは
他の中学に行くより黒百合の中等部で伸び伸びしたほうが、赤井は幸せだと思うし、赤井の想い人の真鍋が黒百合高等部教師に採用されてるからだ。いや、実は赤井を他校に行かせないために、黒百合は真鍋を採用したのだ。
あおいはしつこいのが大嫌い逆効果なのに、しつこくする松田先生。
「お前は成績トップクラスと頭いいけどさ、どっちかと言えばお前は体育会系だ。よそ中学行くと勉強大変になるんだぞ。それに実は俺、お前とは仲悪かったけど、お前がいなくなるのはさ、物凄く淋しいんだよ」
そんな松田先生にあおいは
「なに言ってるの!。待った先生にはゆかりちゃんって彼女いるでしょ!。それからわたし、もう学校来ないからね!。わたしのために皆が進路変えるのは間違ってるから!」
「お前、こら!赤井!6時間目は卒業式練習だぞ!。ほら、仰げば尊し、ピアノ出来るお前が練習させることになってるだろ!」
「なんでわたしが待った先生なんかに感謝の歌を歌わなきゃいけないのよ!。むしろ」
「むしろ、一昨日も修学旅行でもヌード見せてあげたみたいに、どっちかと言えばぁ、童貞な待った先生にわたしがエッチな意味でお世話しました!って感じ!」
「わぁー!誤解されるだろが!さっさと(クラスに)帰れ!」
そう叫んでしまう松田先生
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