黒百合女学院中等部 恋の時間割
No.37 2018/08/01 01:37
あかいあおい ( 36 ♀ sq6JBe )
あ+あ-
担任の待った先生に恋するゆかりの隣の席、修学旅行のバスの窓際の席のあおいは、水を水筒のお茶で温め、キティちゃんのリュックサックから水鉄砲を取り出す。それを見て不思議がるゆかり
「ねえ、あおちゃん、何してんの?」
「まあ、見てて。待った先生って去年も今年もバス遠足、ガイドさん任せで寝てたでしょ?。今日もきっと寝るわよ。」
お水が冷たくないレベルに温まったころ、あおいとゆかりが確認すると、通路挟んで反対側の席の待ったは、あおいの言ったとおりに眠りこけている。小学校教師は意外や多忙ゆえに。
温めた水を水鉄砲に入れるあおい、待った先生のズボンを狙い引き金を引いた。そして頃合いを見計らい、あおいは待った先生の後ろに座る美佐に合図を送る。
待った先生の隣に座り替えた、子役経験ある美佐は切迫したような声で叫ぶ。
「待った先生、大変です!起きてください!大変なんです!」
「な、なんだ!?どうした?。事故か?怪我か?病気か?喧嘩か?」
目を覚まし慌てて立ち上がった待った先生は叫ぶが、美佐が追い打ちをかける。
「先生ぇ、何を漏らしたんですかぁ?。ズボン濡れてますけど。みんな困るので早くズボン履き替えてください。臭~い!(笑)」
わけわからない待った先生、お漏らしの自覚は全くない。でも、見ると確かにズボンは濡れている。なんで?・・・
「まっ待ってくれ!誤解だ!間違いだ!」
「先生は漏らしてないぞ!」
「先生、お漏らしじゃないなら、何を漏らしたんですかぁ?。先生エロ~い!。先生のえっちぃ!へんた~い!」
と騒ぐ六年生たちに叫んでしまう待った先生
「な、なっ!違う!俺は変態じゃねえ!ノーマルだ!」
すると、反対側の窓際の席からクスクス声がしたかと思えば爆笑に変わる。
「先生それはただの水ですよ。安心してください。それより先生、寝てないでちゃんとわたしたちを見ていてください。」
しまった。赤井がイタズラしないわけがない!油断してしまった。そう思う待った先生だった。
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