さらよんのナイトモノローグ１

でも、蚕食していく様子は、わかったよ。東の空から登り、看月亮爬上来。４時半過ぎ、半月になってたね。大気による凸レンズ効果のプリズムの関係か、地平線上はおっきく見えるんだよね。

そうこうして、夕月が宵の月になり、右下のみ光ってた。それが小さくなり、時折、雲に隠され、真っ暗。新月のように。

見えないものを観るって不思議。見えない透明人間を観ようとしている気分。

でも、目には見えないものの中に、大切なものが隠れてる。「心」のように。

「こころ」は　だれにも見えないけれど　「こころづかい」は見える
　「思い」は　見えないけれど　「思いやり」は　だれにでも見える 　・・・ＡＣ（笑）


見えないものを想像するって、人間にしか出来ない芸当なのかな。

否、飼い主を想像して待つ犬のこともあるので、想像力は、他の哺乳類にもみられるか。烏は、もしかすると、犬より賢いかもしれないので、鳥類でも出来るのか。殻に入った固い食べものを道路に置いて、道行く車に割らせたりするし。

でも、寒ぅい。凍えるわー。