男のエロス

続き

ただ、「たとえ死刑になってもそれで罪が消えるわけではない、犯罪者は犯罪者に変わりない」という事で、死刑執行後でも、遺体に暴行をくわえたり、石をぶつけたりする国もあるので、それに対して日本人は、いくらなんでも、死を持って償った元死刑囚（遺体）に暴行を加えるなど、被害者遺族でさえそんな事はしないし、多くの人はそこで諦め、区切りを付けるので、「何百年、何千年経とうが許さない」というような、執拗に怨み続ける文化は無い。

話を戻す。へずまりゅうは殺人を犯したわけではないので、刑罰自体は軽い。懲役1年半、その後、数年の保護観察下に入る。要するにすぐに娑婆に出られるわけだ。

彼は大罪を犯してはいない。
殺人をしたわけでも、暴力行為をしたわけでもない。
悪ふざけ動画を撮ってYou Tubeにアップし金を稼ぎたいというもの。この悪ふざけは他者
者に迷惑をかける行為ではあるが、誰か特定者を狙って傷付けようというものではない為、やはり刑罰には限界があり、当然、死刑には当たらないし、懲役20 年という犯罪にもならない。

つまり、私が大袈裟に捉え、彼をとんでもない犯罪者だとしているだけなのかもしれない。例えて言うならば、万引犯に対して、まるで殺人でも犯した凶悪犯罪者かのように非難しているという事だ。