先輩に調教されてます
職場の先輩に調教されてます。
彼は私よりも10歳年上で、お偉いさんのご長男。有名進学校を出て有名大学を卒業。
高校大学スポーツで国体出場して成績を残してる。
頭はキレるし喋りも達者。
キリッとした顔立ちにガッチリした身体。
憧れるなんてとんでもない。
私なんか相手にされないのわかってる。
側にも寄れない。
なのに、ある日いきなり食事に誘われた。
ろくに話したこともないのに。
…何で私を誘ってくれたんだろう?それとも、誰でも簡単に誘うの?
びっくりしすぎて「はい」って返事するのが精一杯だった。
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二人で軽く、シャワーを浴びた。
Kさんは酔ってるせいか、お風呂でいろんなエッチなポーズの要求をしてきたけど、全部断った。
Kさんは私が恥ずかしがってると思ってか、それほど強くは言わなかったけど…自分で「ムラムラする」って言うだけあって、…雰囲気が、いつもより盛ってる感じがした。
お酒を飲みながらKさんは、今日の飲み会で楽しかったこととか、一週間何があったとか話してくれた。
…私は、友達とお茶した話とか、ペットの話とか。
私は牛丼をつまみながらお酒を飲んだ。
「…今日はエッチな下着持ってきた?」
…珍しい。
今日は会話が短い。
「…持ってきましたよ」
「見せて見せて」
Kさんは今日は赤いレースのランジェリーに、黒い網タイツを選んだ。
それから
「…破いたら怒る?」
って聞いてきた。
「…怒らないですよ」
…破るつもりなんだ。
「…ちょっと、ほんのちょっとだけ乱暴にしたら、怒る?」
「…怒りませんよ」
「…顔に、かけてもいい?」
「…いいですよ」
…少し、本性が出てきた?
…俺、Sって言ってたもんね。
「…本当?嫌じゃない?」
「…嫌じゃないです」
「…俺、顔射するのすげー好きなんだ。興奮するし」
…今までの彼女にもそうしてきたんだ?
「Nのその清純そーな顔にかけたら、ものすごーく興奮しそう」
…でも、Kさんは言うほど乱暴にはできない。
それは今までの行為でなんとなくわかる。
…快楽責めが好きなんだ。泣き叫ぶくらい気持ちよくさせるのが。
…自分だけ気持ちよくなったらいいのに…
…だから、女も離れられなくなるんじゃないの?
「Nって清純そーな顔のわりに、エロい下着すげー似合うよね?」
Kさんは私の身体を抱き上げてベッドへ寝かせた。
赤いランジェリーを捲り上げて、乳房を搾るみたいに力強く揉みしだいた。
こんなに強くされたの初めてで、驚いて身体に力が入る。
「…んっ」
痛くて…思わず声が漏れた。
Kさんは、構わず…尖るように絞り出された私の乳首に吸い付いた。
「…ダメ…」
あまり強く吸われて…
怖くて、私はKさんの肩を押さえつけた。
「…ダメじゃないの。Nの身体はもう俺のなんだから」
Kさんは私のもう片方の乳房にもしゃぶりついた。
「…あぁっ…ダメ…Kさん…」
「…N、いー声出すね。」
Kさんはしばらくそうやって私の胸にしゃぶりついたり、歯を立てたり、私の反応を楽しんでいた。
「…キスマークいっぱいつけちゃった」
Kさんは私の胸元を眺めて満足げに自分のバスローブを脱ぎ捨てた。
…Kさんにとって、私はおもちゃなんだ。
そんなの、最初っからわかってたのに、はっきり聞いてしまうと…やっぱりツラい。
私が面倒になったら、さっさと切られて、友達に飲み会で喋られるんだ…
…あいつはこんな性格で、こんな身体で、こんなセックスをして…あーでこーで捨てたって…
…さっきの話を聞かなければ、きっと、もっと今、楽しめた。
…少し乱暴にされるのだって、怖いけど、嫌じゃない。
…私はKさんとのセックスに溺れてるだけなのかもしれない
…Kさんに言われたら、きっと…私はどんなことでも受け入れてしまう…
…今夜はもっと楽しい夜になるはずだった。
…自業自得
人の会話を盗み聞きしたから、こんな思いをしなきゃいけない…
…違う。私は悪くない。
…あんなタイミングでかかってきた電話が悪い…
…でも、誘惑に負けた私が悪い?
…わからない…
あの電話は、神様から私への警告なんだろうか?
…もっと早くこんな機会があれば良かったのに。
そしたら、こんなに苦しくなかったのに。
衣類が破ける音に、背筋がゾクリとした。
Kさんは、私の網タイツを破いて、ソコに唇を押し付けた。
…いつもと違う。
何だか…少し怖かった。
Kさんは、もう私の気持ちいいところを熟知してる。
…自分の指でだっていったことがないのに、Kさんは私が自分でもわからないツボを簡単に見つけて…私は簡単に達してしまう。
…慣れてるんだ。女の扱いに。心も身体も簡単に操ってしまうんだ。
「…もう…ダメ…いっちゃう…」
私はKさんの肩をギュッと掴んだ。
私が果てた後、Kさんは私にかぶさってキスをしてきた。
私のを舐めた後のKさんとのキスは苦手。
…自分の味は好きじゃない。…こんな話誰にもしたことないけど、他の人はどう思ってるんだろう?
Kさんは、私の身体をがっちり掴んで、そのまま私の敏感な部分を指先で刺激しはじめた。
…もうKさんは、私が暴れるのもわかっていて、脚を閉じることができないよう、自分の身体でしっかり押さえつけてる。
「…やめて」
こうなるとKさんは、私がいくら言っても聞いてくれない。
「…そんなんじゃ気持ちよくなれないよ。身体の力を抜きなさい」
「…無理」
…こんな状況で抜けるわけがない。
…過去の女がどーだったかは知らないけど、人の身体はみんな違う。
「…も…無理」
こんなことをずっとされていたら、気が狂うかもしれない
私はKさんの身体を本気ではねのけようとしたけど、Kさんの身体はピクリとも動かなかった。
「…無理…」
いつも、私が泣き叫んで、暴れて、Kさんはようやくやめてくれる。
「…また、泣けばいいと思ってる。…Nの悪い癖だ」
我慢できなくて、涙が溢れてるのに、Kさんは手を休めない。
「…やめて」
「いくら泣いても今日はやめないよ。Nにもっと気持ちいいコト教えてあげたいからねー」
「…無理…」
「…俺、本当は泣き叫んでるN好きなんだ。見てるとすげー興奮する。」
「…Kさん…嫌い」
「…いいよ。嫌いでも」
…長い時間、私は本当に気が変になるくらい声を出していたと思う。
…Kさんの指先から与えられる刺激が苦しくて…
本当に苦しくて…
「…N、力抜いて。本当に壊れちゃうよ?」
…力を抜いたらもっと苦しくなる。それが怖い。どうしたら抜けるのかも、もうよくわからない。
「…言うこと聞きなさい」
Kさんの指先からの刺激が止んで、私はようやくきちんと息ができた。
「…もう…いっぱい泣いて…」
Kさんは私の瞼にキスをした。
「…やっと力抜けたね。そのままでね」
…?
Kさんは私が何も答えないうちに敏感なままのそこを再び刺激しはじめた。
…やめてくれたんじゃないの?
私は反射的に身体に力が入る。
「…力抜いたままだってば」
Kさんはまた、指先を止めた。
…力を抜くと再び、身体に電気が走るみたいにキツい刺激が流れた。
…その刺激が怖いくらい強くて、私はKさんの腕を思い切り掴んだ。
「…そうそう。いいよ…」
見えない何かが身体の中で暴れているような…このまま放っておいたら、冗談じゃなく気がふれてしまう…
Kさんは指先の動きを早める。さっきとは比べものにならない強い刺激が、身体に走る。
波が押し寄せてくるみたいに、その感覚は身体に溢れて…
私はKさんにしがみついた。
…Kさんは私の唇に自分の唇を重ねた。
身体が小さく跳ねた。
さっきみたく大きく跳ねたわけじゃないのに、その感覚は、さっきよりも、私の深いところにまで届いているようで…
なんていうか、うまく表現できない。
ただ、さっきとは違うイキ方もあるんだってことを知った。
Kさんは私が達したのがわかったみたいで、私から身体を離して、再び指先ソコを刺激する。
…私のそこは敏感なままなのに、さっきと違って、その刺激がたまらなく心地よかった。
Kさんに押さえつけられていなくても、その刺激を受け入れることができた。
「…いっちゃう…」
私は簡単に果てた。
Kさんにしがみつくでも、シーツに握るでもなく。
Kさんの指先の動きは止まらない。
「…また、いっちゃう…」
…イッたばっかりなのに、普通に話してる。
「…いっちゃった…」
私は身体から力が抜けたまま、Kさんの指先からの刺激で、簡単に達するだけの…本当の「おもちゃ」みたいになってた。
「…私の身体どうしちゃったの?」
「…どうしちゃったんだろうね」
Kさんは私の上にかぶさって、ゆっくり腰を沈めた。
…いつもより圧迫感が強くて、私は思わず顔を逸らす。
「Nの中ぐちゃぐちゃだ」
Kさんはすぐに激しく動き始めた。
「N、可愛い」
Kさんは私の顎を持ち上げた。
「…顔にかけようと思ったけど、無理だ」
Kさんはそのまま、私の中で果てた。
しばらく、ぼんやりそのまま横たわっていた。
Kさんは、掛布を私にかけて
私のとなりに横たわった。
Kさんも、眠るでもなく、しばらくぼんやりしているように見えた。
「…どうして顔にかけなかったんですか」
身体の奥から波がひいて、落ち着いてから、私はKさんを見ないまま聞いた。
「…かけようと思ったんだけどさ、急に、しちゃいけないような気がして」
「…どうして?」
「…かけるつもりだったんだけど、なんか…悪いなって思った」
「…他の人にはしたのに?」
「…あれ、俺そんなこと言ったっけ(笑)」
「…Kさんボケてきたんじゃないですか」
「…ボケてきたのかも」
「…私があんまり可愛いから?」
「…そうだな。泣いてぐちゃぐちゃになった顔が可愛いかったからかもな」
…私、何言ってんだか。
…恋人同士でもないのに。
そんな言葉を聞いて、ただ、安心したいんだ…
言葉でなんて何とでも言えるのに。
…昨日話してた女の人たちも…Kさんにこんなふうに抱かれてたんだろうか。
…たくさん気持ちいいことを教え込まれて、離れられなくなって…
私は、いきなりKさんに別れを切り出されたらどうするんだろう
私はきっと、嫌われたら、もう怖くて自分からは連絡できない。
…Kさんにもっと嫌われるのも怖いし、冷たくされるのも怖い…
だけど、このまま私だけハマって一緒にいるのは惨めだよね?
「Nと会えて幸せだな…俺」
…そんなこと言うから、女に、「自分は特別」だって勘違いさせるんだ。
「…私はKさんに会って不幸かもしれません」
「…え」
「…予想外の答えでびっくりしました?」
「…いや」
「…あんまり気持ちいいこと教えると、後で面倒なことになりますよ?」
「…面倒なことって?」
…捨てた後にしつこくなるって意味に決まってるでしょう。
…数こなしてるのに、どうしてわからないの?
「…Kさんが疲れ果ててるときでも「足りない!もっとして」ってなっちゃうかも」
…結局、言えないんだ私も…
「…たまにはそーゆー言葉も聞きたいなー。いつも「だめ」「やめて」ばっかなんだもん」
「じゃあ、もっとして?」
「…え?」
「あーほら、困った顔した(笑)こーゆーことを言ってるんです」
「…違うよ。びっくりしただけ。…何回でもできますよーだ」
Kさんは掛布の中に潜り込む。
「いーです!さっきいっぱいしてもらったから、今度は私がします」
私は掛布を剥いでKさんを寝かせた。
Kさんに前に言われたように、優しくねっとり…
Kさんの呼吸が、ほんの少し荒くなる。
「…いきそ」
Kさんは起き上がって、一気に私の奥まで貫いた。
Kさんのが入ってくると心地よくて、何もかもどうでも良くなってしまう。
「…顔にかけて」
Kさんは、私の顔をじっと見つめてる。
「…無理だ」
Kさんはそのまま私の中で果てた。
「…娘がいたらNみたいな感じなのかなー」
私の頭を撫でながら、Kさんがいきなりおかしなことを言い始めた。
「…Kさんは娘に手出すつもりなんですか?」
「…いや、出さないけど(笑)何てゆーか…かわいんだろうなって思って」
「…ふーん」
「俺らの歳になると同級生と会うとさ、子供が幼稚園だ学校だって奴らかなり増えてくるんだよ。結婚してない奴あんまりいないんだ」
「…そうなんですか」
「…こないだもさー、同級生と飲んだんだけど、そいつ昔はけっこーやんちゃな奴だったのに、帰りに幼稚園の娘が迎えにきたらデレデレしちゃって…思い切り親父の顔しててさ。何かすげー羨ましくなって」
「Kさんも、結婚したいとか思うんですか?」
「そりゃ…俺もいい歳だしな」
「女遊びできなくなりますよ」
「…遊んでないよ」
…さっきの話は何なのよ。
「…嘘つけ」
「…本当だって!俺けっこう真面目だよ!」
…真面目な人は友達にあんな話しません。
「そーですか?」
「…そうです」
「…Kさんならお見合いの話いくらでもあるんじゃないですか?」
「…親父が持ってくるな」
「…いい人と会えました?」
「…いや、ないな(笑)社内が多くて、知り合いだったり、苦手なタイプだったり…あー、でもすげーキレイな人もいた。でもその人タバコ吸ってて冷めたな…」
「…理由はタバコだけですか?」
「タバコだけ」
「…そんな嫌なものですか?」
「…俺はダメだな。健康的な人が好きなんだよ」
「じゃあ、タバコ吸う人と付き合ったことないんですか?」
「…いや、前に話しためちゃめちゃキレイな元カノは吸ってたな」
「…じゃあ結局は関係ないんじゃないですか?…それとも思い出すから?」
「…好みは変わるもんなの」
…さっき話してた女性が「結婚したい」って言い始めたのは、Kさんがこんな話をするから悪いんでしょ。
…さっきの話を聞かなかったら、きっと私だって舞い上がってた。
そーやって、人の気持ちを弄んできたんじゃないの?
「…Nは、まだ若いから結婚とか考えてないか」
「…まだ私には早いかなーって」
「…そうだよな」
…ここで考えてるって言ったら、どんな答えが返ってきたんだろう?
「…Nなら温かい家庭作れそうだよな」
「Kさんもいいパパになりそう。…良い旦那さんになるかはわかんないですけど」
「…どーゆー意味だよ」
「…どーゆー意味でしょうね(笑)」
そのまま、いつの間にか眠っていて…
目覚めたのは朝の6時過ぎ。
私は浴槽にお湯をはって、冷蔵庫から昨日の飲み残しのワインを持った。
…昨日のことが頭をぐるぐる回ってた。
…Kさんが友達の前で言った言葉。
…私の前で言った言葉。
何が本当なのかわからない。
…朝から飲んでやる…
熱めのお湯に浸かって、美味しいお酒を飲んで、お風呂のテレビをつけた。
せっかくホテルだからAVをつけてみたけど、あまり面白くなくて、アニマックスにした。
…それにしても、アニマックスって、いつつけてもドラゴンボールだ。
…もしかしてドラゴンボールしかやってないんじゃないだろうか。
酔ってアニメみて嫌なことなんて忘れてしまえ
「…ここにいた」
「おはようございます」
「目ぇ覚めたら、隣にいなくて焦ったよ。どっか行ったのかと思った」
「ふわふわ飛んでっちゃったかと思いました?」
「ちょっとだけな」
「…今お風呂満喫中なので閉めて下さい」
「冷た(笑)…昨日は俺の下でイキまくってたくせに」
「…うっさいです」
「何か胸にいっぱいついてるよ」
…昨日のキスマーク(汗)
「…Kさんがつけたんでしょ」
「…覚えてないや」
「…また」
「俺も入っていい?」
「…ダメです」
「なんでよ…あー!酒飲んでる」
「…悪いですか」
「朝からいいな」
「Kさんもいっちゃいます?」
「俺は運転があるっつーの」
「夜まで居ちゃったらいいじゃないですか?」
「…夜までいても朝酒はしません」
「…じゃあいいもん」
「…まわった」
だんだん、くらくらしてきて…
私はふらふらしながら上がってベッドに横になった。
「…風呂入ってワインなんか飲むから」
「…誰のせいだ?」
「…自分のせいだろ」
「…そうだ」
…いや、やっぱりKさんのせいだ。
心の中でそう反論した。
やっぱり昨日の一件はキツい。
「Kさん、私のこと何だと思ってます?」
「何って?」
「可愛い可愛いペット?
可愛い可愛い娘?
可愛い可愛いおもちゃ?」
「可愛い可愛い娘みたいなペットでおもちゃだなー」
「…やっぱり私、おもちゃなんだ?」
「…可愛い可愛いおもちゃだなー。俺が思った以上にいい反応してくるし、エロいし…ただ、もうちょっと我慢強くなればなー」
「我慢?」
「…気持ちいいからってあんまり叫んだり暴れたりしないの。ちょっとくらいは堪えて下さい。そうすれば、もっと色っぽくなるよ」
「…昨日あんなに我慢したじゃないですか?」
「…あれで我慢してたの?」
「…してたでしょー」
「…大人の女は、ギャンギャン騒がないで、いくら気持ちよくても声をぐっとこらえるの!!」
「…私うるさい?」
「…うるさいってゆうか、元気良すぎだな」
「…じゃあ、お好みの反応する人としてたらいーじゃないですか。…相手ならいくらでもいるんでしょう?」
「…えー、私がそんな女になりますって言わないの?」
「…言って欲しいなら言いますよ」
「言わなくていーよ。Nは素直だから…言うこと聞くでしょ」
Kさんは横たわった私の上にかぶさった。
「さーて、Nはどのくらい我慢できるかな?」
「…声出しちゃダメだよ」
Kさんは私にキスをして、首筋に舌を這わせた。
そうやって、また唇と指先で私のイイところを探ってく…
…Kさんは私のこと「おもちゃ」って言った。
でも、直接言われたら、受話器越しに聞いた「おもちゃ」とは違うニュアンスに聞こえた。
何だか、きっと大切にしてくれているような…
…そう無理にでも思いたいだけかもしれないけど…
私がそう思ったんだから、それでいい
「…だめ…いっちゃう…」
声を我慢する代わりに、シーツを掴む手に力を込めた。
手にじっとり汗が滲む。
Kさんの指先の動きで私が達して…Kさんは、それをわかって、少し動きを緩めた。
それから、また少しずつゆっくりと動きを早めた。
私は、身体の力を抜いて、昨日みたいになるようにしたけど、今日は何だかうまくいかない…
強すぎる刺激にどうにかなってしまいそうになる。
「…今日は無理みたいです」
「…大丈夫。昨日だって最初は苦しかったでしょ」
「…今日は本当に無理です」
私はKさんの刺激から逃れようとKさんを押さえて、身体を捩らせた。
「…自分の身体くらい自分でコントロールできるようにならなきゃなー」
Kさんは私をまた押さえつける。
「本当に無理です!」
昨日と違う。
今日は無理だ…
「大人の女は、こんな場面で無理無理言いません」
…結局、私は昨日みたくはなれなくて、Kさんが言うように「ギャンギャン」騒いで暴れて…ようやく解放された。
もう疲れ果ててる私を横に、Kさんは笑ってた。
「…全然ダメ」
「…Kさん嫌いだ」
「嫌いじゃないでしょ。…Nも舐めて」
Kさんに促されて、私はふらつきながら四つん這いになってKさんのをくわえた。
「…優しく、丁寧にね」
Kさんは仰向けになった。
…いつも思う。
…Kさんは、長い時間気持ちよくしてくれるけど、私にそれを求めない。
自分はもっとしてほしくないのかな?
「…いいよ。ありがとう」
…ほら。
「…どうして?」
「…何が?」
「…Kさんはもう満足したの?気持ちよくなったの?」
「…うん。入れてもいーい?」
「…やだ」
「…え?」
「…まだダメ」
「…どうして?」
Kさんは困ったような苦笑いをしてる。
「…Kさんのことお口でイかせてあげる」
私はまた、Kさんのをくわえた。
「…いーよ。無理だって」
「…じゃあ、教えてくださいよ」
「…そのうちそのうち…」
「…いま」
腰を引くKさんの脚をしっかり掴んで、舌を這わせた。
…頑張ってみたけど、Kさんはやっぱり果てることはなくて、私の方が疲れてきてしまった。
「…疲れたんじゃないの?」
動きが鈍くなった私の頭をKさんが撫でる。
「酔ってたらあんまり動くとまわっちゃうよ。…また今度ゆっくりしてよ」
私は素直に身体を起こした。
…なんでダメなんだろう。
「N上手になったよ。すげー良かった!また今度シラフのときにいっぱいしてもらおうかな?」
「…わかりました」
「…N、可愛いなー」
Kさんはそう言って私の身体にかぶさってきた。
Kさんといるとすごく楽しくて気持ちいいこともたくさんしてくれるけど、きっと、他の女性も同じふうに思うんだろうな。
月曜日は健康診断だった。
いつもは会社のそばに車が来てくれてそこでするんだけど、今年は少し離れたところに向かわなければいけなくなってしまった。
車で通勤している人がまとめて乗せてくれるってことだったんだけど、男性は車で通勤してる人も多いからそれぞれ行くのがほとんどみたいだけど…
女性職員は、いつの間にかみんなぴったりまとまっていて、私だけ余ってしまった。
…こんなことは始めてだった。なんだか、少し嫌な雰囲気だった。
「…Kさん一人みたいだから乗せてってもらったら?」
…どうしてKさん?
…すぐそばでKさんが車に乗ろうとしてた。
…何か感じ悪いけど、ここで嫌がるのも変だよね。
「…お願いしてみます」
私はKさんの方へ行った。
「すみません、女性職員の車いっぱいで、乗せてもらえませんか?」
「いいよ」
私は慣れたKさんの車の助手席のドアをあけた。
「…一緒にいたの誰かに見られたかも」
「あんな頻繁にこのへんで会ってたらそりゃーな。でも誰も気にしてないだろ」
「…そうかな?」
「…いい年齢して、職場の奴誰と誰が一緒にいたとか、付き合ってるとか、興味ないない(笑)学生じゃないんだから」
「…暇つぶしの噂にされるかも」
「そしたら、そこまでの職場ってことだな」
「…」
「この職場だってそこまでアホばっかじゃないって(笑)いー大人なんだから、そんなの気にしないよ」
「…そうだね」
健康診断が終わったのはお昼頃で、Kさんは帰り途中のスーパーでおにぎりを買った。
「朝食べないのはやっぱりキツいな」
「もうお昼ご飯食べちゃうんですか?」
「いーや、昼はGとラーメンいく約束してる」
「入ります?」
「入る入る」
Gというのは職場の人。年は私よりは上で、まだ20代なはず。なぜかいつもKさんに着いて歩く不思議な人。
…男性だけど、もしかしたらKさんのことが好きなのかもしれないと噂になったこともあった。…まぁ、冗談だろうけど。
職場に着いて扉を開けると、ほぼ全員がKさんと私を見た。
…何だこの異様な雰囲気。
「戻りましたー」
Kさんは気にせず自分のデスクに戻る。
「Kさん待ってましたよー!早くラーメン行きましょう」
GさんはKさんを連れて外に出た。
「あれ?Nさんも一緒にラーメン行くんじゃないの?」
Sさんが笑いながら声をかけてくる。
…なんでしょう?その質問は。
「いえ、私はお弁当です」
「一緒に行くんだと思ってた」
…何だろう。
…すごく嫌な雰囲気。
なんとなく嫌な雰囲気のまま、午後の仕事を終えて、ほぼ定時で更衣室に入った。
…なんだろう。
…いやーな1日だった。
携帯のバイブが鳴った。
Kさんから夜のご飯のお誘いだった。
…もちろん行きますよ。
今日のことも少し話したかった。
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