氷の中の奴隷
ガチャーン…
ガンガンッ
父の怒鳴り暴れている姿と割れた皿を謝りながら片付ける母の姿。
詩織の家ではよくある光景だ。
詩織は何時も隣の部屋で震えながら父親の怒りが静まるまで耐える。それが一番適切な行動だった。
でも…この日の詩織は違った。
No.2406506 2016/12/04 23:16(スレ作成日時)
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「あの…家は何でも…というか、それより大切なことっていうか…ぶっちゃけ私、これからどうなるんですか?」
「ってことは、ここで大丈夫ってことだよね。良かった良かった。…うーん。そこなんだよね…。俺さぁ、お前に逢うまで、女って皆一緒で、もぁ~んって漂うあの甘ったるくて、吐き気を誘発させるような臭いを振り撒きながら、内面なんて全然気にしないで、まるで男を、ブランド品みたいな感じでツラか金かで決めて、自分よか劣ってる女を見下して馬鹿にしてる奴ばっかりと思ってわけよ。ぶっちゃけさ。まぁ、男も一緒だけど。だから俺のことで頭一杯にしたいなんて初めて思った。だから俺自信戸惑ってるし…。」
「えっ?」
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