うらのかお

レス68 HIT数 6579 あ+ あ-

匿名さん( ♀ )
2019/03/29 10:55(更新日時)

22歳の3月
大学を卒業した。
仕事は決まった。
あんなに毎日遊んでいた友達は皆忙しくしてる。

アパートのベッドに寝転がって私はスマホと睨めっこ
友達とLINEをしているわけじゃない。

俗に言う出会い系サイトを眺めていた。

残り少ない自由な時間にすがりつくように、私は刺激を求めていた。


普通のセックスはもういい。
もういいというほどの経験も無いけど


私はSMに興味があった。
そんなことをしてくれる男に出会った事はないし、普通に生活をしていて出会えるとも思わない

だから出会い系しかない

そう思った


19/02/19 18:28 追記
優しそうな
丁寧そうな
真面目そうな
外見に拘らない
写真を要求しない
気持ちに余裕のありそうな人
それでいてSMの経験が豊富な人


登録している人はたくさんいるのに
私の質問に最後まで付き合ってくれたのは1人だけだった

そりゃー出会い系が出会えない系とか言われるのも納得

即決できないなら結構

とか

サクラだろ

とか

言ってきた人も何人もいた

No.2800502 2019/02/19 02:23(スレ作成日時)

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No.1 2019/02/19 08:15
サラリーマンさん1 ( 50代 ♂ )

今から体験談がはじまるんですか?
それとも体験するのかな、
それとも?

No.2 2019/02/19 17:43
匿名さん0 ( ♀ )

>> 1 レスありがとうございます。
体験談です。
ゆっくりペースになりますがお付き合いいただけたら嬉しいです。

No.3 2019/02/19 18:32
匿名さん ( ♀ )

最初からご主人様口調の人はパス


自分の身体を預けるのに即決なんかできるわけない
会ってもいない他人にいきなり命令してくるのも違う

出会えないって嘆いてる人はもう少し相手の気持ちを考えてみたら良いのかも

なんてことを思いながら

私は待ち合わせの場所に着いた


SMホテルの側にあるコンビニ前



不思議と緊張はしていなかった

とりあえずその人は本当に来るのか

来たとしたらきっと良い人だ

なんとなくそんな確信があった

No.4 2019/02/19 19:07
匿名さん ( ♀ )

身体の奥が疼いていた

これから知らない人に抱かれる

今までの私の現実からかけ離れたところにいこうとしてる

SMをしたいなんて普段いる世界では言ったこともない

多分私は本当に変態なんだと思う

だから友達との会話だって
どちらかというと普段は下ネタは苦手、お酒が入ると話すけど
あくまでもあっさりさっぱりで

本当の自分を知られるのが怖かった

でも本当は悶々としてて



いかにもドSっぽい人と付き合ったりもしたけど
そんな人に限ってノーマル、いやどちらかというとM寄りだったり

No.5 2019/02/19 19:51
匿名さん ( ♀ )

午後6時のコンビニ前はわりと混雑していた
仕事帰りの会社員の多いこと

コンビニの前で何人か足を止めては去っていった



そんな中コンビニの向かいの居酒屋前で眼鏡をかけたガタイの良い男性が足を止めた

コートのボタンを外して
ピンクのネクタイが見えた


あ ...目があった


「あの」

私が駆け寄るとその人はにっこり微笑んだ

「はい」

良かった
素敵な人


「どうしましょうか?」

えっと
どうしよう

「じゃあ、行きましょうか」

私はホテルに目をやった



「いいんですか?」

「はい」

「じゃあ行きますか」




今思うと、会ってすぐホテルなんてぶっ飛んでたなと思うけど
あの時はそーゆー目的で会った人と食事とかお茶とか思いつかなくて
それに、世間話とかして変に情がない方が没頭できるんじゃないかとか思ってた

たしか


多分

No.6 2019/02/19 22:58
サラリーマンさん1 ( 50代 ♂ )

>> 5 刺激的な展開ですね。
より刺激的で大胆な未知なる世界への入り口ですね。

No.7 2019/02/19 23:15
匿名さん ( ♀ )

ホテルに入ってから
急に大変なところまで来てしまったように思えて

なんだか私は
どうしたら良いのかわからなくなった


ホテルの中は私の想像していたよりも洞窟みたいに暗くて

照明の色もなんとも言えない色で

本格的なSMの器具がたくさんあって

実物を見るのは初めてだから

本当なら見て回りたいはずなのに


怖くてそっちが見れない



あれ
こんなはずじゃないのに


「座りませんか?」

俯いたまま硬直してしまった私に
その人が言った

「はい」

「何か飲みませんか?」

「はい...いただきます」

「お酒もありますよ。ビールかチューハイ」

「チューハイお願いします」


私はソファに座って、その人は冷蔵庫から缶チューハイを取って渡してくれた。そしてビールを取ってベッドに座った。

「乾杯」

その人は小さく缶をあてて

なんといっきに飲み干した

No.8 2019/02/19 23:32
匿名さん ( ♀ )

「早っ」

「今日暖かかったから喉渇いて」

「お酒強いんですか」

「弱くはないと思います」

「じゃあ強いんだ。私弱いからすぐ眠くなっちゃう」

「お茶もあるので言ってください」

「ありがとうございます」



どうしよう
自分でもわかるくらい震えてる

No.9 2019/02/19 23:54
サラリーマンさん1 ( 50代 ♂ )

>> 8 怖さと興味と期待と不安とが入り交じっての、、、、
心の描写にドキドキしてしまいます。

No.10 2019/02/20 08:32
匿名さん ( ♀ )

>> 9 この時はもうほぼ恐怖でした。
実物を見てビビっちゃったんですよね。

No.11 2019/02/20 12:59
匿名さん ( ♀ )

「こういうの初めてなんですよね?」

「はい」

「緊張しませんか?」

「少し」

「無理はしなくても大丈夫ですよ」

「..はい」

「信頼関係が全くないままでのプレイは正直、苦手なんです」

「...はぁ...」

「あなたのこともう少し教えてくれませんか?」

「はい、答えられる範囲でなら」

「食べ物は何が好きですか」

「お肉とお魚と野菜です」

「それなら、これからホテルのビュッフェにでも行きませんか」

「え?」

「すぐそばに美味しいところがあるんです」

「食べるとお腹出ちゃうので」

「気にしませんよ。ぽっちゃりした女性好きなので」

「でも...」

「それに今日いきなりはしませんよ」

「え?」

「震えるほど怯えてる女性を責める趣味は無いんです。お互いに楽しめないと意味がないです」


...何か耳まで真っ赤になってる気がする。

恥ずかしい


さっきまで強気だったのにバレてる

No.12 2019/02/20 19:26
匿名さん ( ♀ )

男性の名前はYさんというらしい
偽名かもしれない
私はLという偽名を伝えた
ちょっと変わった名前だから本名は教えたくなかった

食事をしながら
Yさんの話を聞いた

38歳
公務員
SMの経験は5人程
それ以外に1回きりも数人
彼女がパートナーだったけど去年別れた
Sだけどレイプは嫌い
快楽責めが好きだけど
いわゆる汚い系も嫌いじゃなくて
鞭とか痛そうなのも好き
羞恥系は大大好き

具体的なことは言わなかったし聞かなかったけど
だいたいそんな感じ


私は22歳の年齢を20歳の短大卒でもうすぐ社会人ということだけ伝えた

職場はお互い秘密にしましょうと私から言った

お酒に酔った私は
明日こそはプレイしましょう
なんて約束して
別れた

そう
私には時間が無い

自由な時間が


正直ドキドキした
素敵な人
あのガタイはスポーツマンだろうな
それでいて優しそう
気遣いも満点

彼女いないって嘘だろーな

No.13 2019/02/20 19:44
匿名さん ( ♀ )

次の日
私は少し気合いを入れた新品の下着とお気に入りのワンピースにジャケットを着て昨日と同じ待ち合わせ場所に向かった



Yさんは少し早く着いていて
昨日と違う色のスーツだったけどガタイの良さですぐに分かった

「お待たせしてすみません」
「いいよ。お腹すかない?」
「...空きました。けど」
「俺ぺこぺこなんだよ。軽く食べますか」
「はい」
「何か食べたいものある?」
「鳥○族行きたいです」
「え...いいけど」
「やった」

この間までよく行ってたから焼き鳥の味が恋しくなって

No.14 2019/02/20 20:03
匿名さん ( ♀ )

2人向かい合わせで座る小さなテーブル席に案内された
結構近い

お酒と何品か頼んで
乾杯した


「こーゆーところ普段来ます?」

「初めて来た」

「さっき、え?って言いましたもんね。いつも昨日みたいなお洒落なところに行くんですか?」

「俺行きつけの店あってほとんどそこに行っちゃうから、あまり店知らないんだよ。この辺はもう全然」

「なるほど」

「彼女でもいればあちこち行くんだろうけど、男一人だとなかなかね」

「彼女本当にいないんですか」

「いないよ。いそうに見える?」

「はい」

「今月は時間あるけど普段全然時間無くて」

「そうなんですか」

「就職先ホワイトだと良いね」

「そうですね」







それから他愛無い話をして2時間ほど時間が過ぎた

Yさんは

「そろそろ出ようか」

と立ち上がった

No.15 2019/02/20 20:25
サラリーマンさん1 ( 50代 ♂ )

>> 14 オシャレなさりげない展開ですね


妙に安心感、親近感、共有感、二人だけの?みたいなー

曳かれますね

No.16 2019/02/20 22:59
匿名さん ( ♀ )

>> 15 ありがとうございます。

お洒落な雰囲気にもってかれちゃったんです。
女の扱いとゆーか人の扱いの上手い人で。

どんどんおしゃれじゃなくなっていきますがお付き合いいただけたら嬉しいです☆

No.17 2019/02/20 23:20
匿名さん ( ♀ )

正直もう少し酔いたかった

あまり酔っても危ないけど



「この後どうする?」

Yさんは例のコンビニの前で足を止めた

「行きますか」

昨日のホテルに


Yさんは少し考えてるみたい

「後悔しない?」

「多分しないと思います」

「普通じゃ満足できなくなるかもしれないよ」

「既に満足できてないからサイト使ったんです」

「それもそうだね」

「はい」

「じゃあ行こうか」


私たちはコンビニで数本のお酒とお茶を買ってホテルに向かった

No.18 2019/02/20 23:54
匿名さん ( ♀ )

とうとう来てしまった

昨日とは違う部屋

お風呂もトイレもオープンで

本当にSMプレイを楽しむための部屋だ

お酒のせいか
話したせいか
昨日ほどは怖くない

でも心臓がバクバクしてる

Yさんはジャケットを脱いでネクタイを外した

その仕草がドキっとするほどセクシーで
背中がゾクゾクする

私のジャケットもさり気なくハンガーに掛けてくれた

「緊張しなくても今日は気持ちいいことしかしないよ」

「...」

「まずはどんなことが好きなのか、どんな風にしたら感じるのか、限界はどのくらいか」

「限界って」

「それはこれからのお楽しみ」

Yさんは缶酎ハイを二本取って私に一本渡した

「乾杯」

No.19 2019/02/21 06:52
匿名さん ( ♀ )

少し飲んで
私はシャワーを浴びた

Yさんはシャワーを浴びてる私の方を見ることはなく
少し安心した

バスローブを羽織ると

いよいよなんだなって
不安のような
期待のような
何ともいえない気持ちになった


Yさんもシャワーを浴びて
それから少し会話をした

内容は覚えてないけど
当たり障りのない会話







ベッドに座ってたYさんが
私の隣に来た


Yさんは私の肩に手を回してゆっくり唇を重ねてきた

No.20 2019/02/21 08:15
匿名さん ( ♀ )

...大人のキスだ

キスが上手いとか下手とか
今までよくわからなかったけど

上手いキスって
こーゆーのを言うんだ


やばい

気持ちいい




身体の芯が疼く


もう

どうなっても良いくらい頭の中がとろけてる




不意に唇が離れた

「拘束台とベッド、どっちが良い?」

「ベッド」

Yさんは私を抱き抱えてベッドへ運んでくれた



ここまで来てベッドが良いなんて
私は何を言ってるんだか

でももうとろけてしまった頭では
快楽が最優先になってしまっていて

とにかく早く気持ち良くなることしか考えられなくなってた

No.21 2019/02/21 10:22
サラリーマンさん1 ( 50代 ♂ )

>> 20 Yさん、主さんの言葉で言い表せない雰囲気も伝わって来ます。
読んでてドキドキしてしまいます。

  • << 23 ありがとうございます。 なかなか文書ですべて伝えるのは難しいですね。 感じ取っていただいて嬉しいです。

No.22 2019/02/21 10:28
匿名さん ( ♀ )

ベッドに移動すると

このまま...

そう思ってた

だけど

Yさんは私の後ろにまわって


柔らかいタオルのような布で私の腕を頭の後ろで括った



スムーズ

本当に慣れてる


身動きがとれなくなると本当に不安で

...怖い




それから

私の足首と膝と太腿にも

その長い布のようなものを巻きつけて

めいっぱい引っ張られた

もう片方の足にもその長い布を巻かれて




...ちょっと待って


「開きすぎじゃ」

私は慌てて脚を閉じようとしたけど

もう身動きは取れなくて...


No.23 2019/02/21 10:35
匿名さん ( ♀ )

>> 21 Yさん、主さんの言葉で言い表せない雰囲気も伝わって来ます。 読んでてドキドキしてしまいます。 ありがとうございます。

なかなか文書ですべて伝えるのは難しいですね。

感じ取っていただいて嬉しいです。

No.24 2019/02/21 18:55
腐女子さん24 ( ♀ )

続き楽しみです。頑張って下さい。
応援しています。

No.25 2019/02/22 06:11
匿名さん ( ♀ )

>> 24 ありがとうございます。
ゆっくりペースですがお付き合いいただけたら嬉しいです。

No.26 2019/02/22 06:58
匿名さん ( ♀ )

「全然開いてないよ」

Yさんは私の脚をめいっぱい広げて括って
あぐらをかいた膝の上に座らせられた
というか
もう座れるような状態じゃないから
抱えられた というんだろうか

「ほら、見て」

ベッドの奥は鏡張りになっていて
思わず顔を逸らした

サイトとかで見る見ず知らずの女の人が縛られているのとは全く違う

目の前にあるのは私の身体で

こんなひどい格好になるなんて

想像してたのとは全然違う...



「目逸らさないで」


Yさんは私の耳元で囁いた

そんなこと言ったって

もう恥ずかしいなんてものじゃない
縛られていなければ
すぐに逃げ出すくらいに

「無理です...恥ずかしい」

「恥ずかしい?これからもっと恥ずかしいことするんだけどな」

「...もう限界です」

「じゃあ鏡の俺の目を見て」

「...」

「これは命令だよ」


命令

その言葉に思わず身体が反応する

Yさんの目を見た

さっきと変わらない優しい表情


裸の女を目の前にしてする顔ではない気がする

No.27 2019/02/22 07:24
匿名さん ( ♀ )

「よし...良い子だ」

Yさんの手が私の胸に触れた



なんだろう
コレ



今まで感じたことの無い

身体の奥がじんとするような感じ






頭がおかしくなりそう







サークル飲みの三次会あたりで
下ネタばっかりになった男子の

「女って乳首でイクらしー」

って言葉を思い出した

「イクわけないじゃんエロ本の見過ぎ」

なんて女子全員でぶーぶー返したけど










やばい
イクかもしれない

No.28 2019/02/22 07:53
匿名さん ( ♀ )

「良い顔してる」

...イキそうでどうしようもないときにそんなこと言わないで

余計に恥ずかしくなる



「感じてる顔、すっごく可愛いね」


Yさんは手を私の胸から下へと進めた









Yさんの指先が一番敏感な部分に触れて

強烈な刺激に何かにしがみつきたくなる

でも
縛られた状態じゃそんなことは叶わなくて

身体を捩るだけ


これ結構
いやかなりツラい

No.29 2019/02/24 01:07
匿名さん ( ♀ )

この触れ方
何?

こんな感じたことない

...ダメ
いきそ




もう少しで



!!


突然その刺激が止んだ


え...

もう少しなのに

Yさんは何も言わずに私をベッドに転がして
上から見下ろした


「舐めてもいいかな」

「はい」

この格好で真正面は恥ずかしい...

でも
もうとにかく
はやく
はやく






Yさんの舌がそこを舐め上げて

私はそこに全神経を集中させた



やっとイける




そう思ったのに




Yさんは顔を上げた




私の顔を見つめながら



Yさんはまた指先をそこに当てて




イク直前で離した



…ちょっと待って何これ


No.30 2019/02/24 02:02
匿名さん ( ♀ )

イキ損なうのも一回なら
そのまま自然にさめていく
相性が悪いとかテクニックが足りない相手なら


でもこれは絶対
計算されてるよね?


叫んでしまいそう
頭がおかしくなる





Yさんの指先がまた
私のそこに触れる




そしてまた...





「やめないで」



昨日初めて会った男に
私は何を言ってるんだろう



「何をやめないでほしいの?」



普通の会話をしてるみたいに
Yさんはさっきと変わらない

そりゃそうだ
指先一本動かしてるだけなんだから



彼の指一本で
私は簡単におかしくなる


「そこ、もっと触って下さい」



「ここ?」


Yさんの指がまた私のそこに触れて

今度こそって期待したのに
またイク前に指を離されて


私は思わず叫んだ



「イかせて」



本当に無理
頭がおかしくなる


「ずっと腰振ってるけど恥ずかしくないの?」


No.31 2019/02/24 02:25
匿名さん ( ♀ )

…言われるまで気付かなかった


恥ずかしい
恥ずかしいけど


でもどうしようもなくて


思わず腰を引いた



「意地悪言わないで下さい」


「発情期の獣みたいで可愛いよ」


…ひどい
けど、そんな恥ずかしいことしてるなんて気づかなかった


「どうぞ」


Yさんは私のそこに触れた
でも今度はギリギリ触れるか触れないかのところで


「指貸してあげるからさっきみたいに自分で腰振ってイってもいいよ」


え?


「自分で?」


「そ、さっきみたいに」




こんなシチュエーションのAVを見たことがある
いくらお願いされたって
女の人がマスターベーションを人前でするわけないとか思って
全然つまらなくて途中で寝た記憶があるけど


実際、そうせずにはいられない状況もあるということを今日学びました




私はYさんの指に気持ちいいところを必死に擦り付けた

早くイキたくて頭がおかしくなってた


側から見たら滑稽でしょう
まぬけでしょう
みっともないでしょう

それでも私は開脚で縛られたまま
彼の指にそこを擦り付けた


No.32 2019/02/24 02:34
匿名さん ( ♀ )

そして私は
こんな体勢で
人の指にそこを擦り付けながら果てました





身体が何度も跳ねて

しばらくしてようやく落ち着いた


あんなに自分を捨てて欲求に走ったのは生まれて初めてだ



落ち着いてしまえば
この格好が心の底から恥ずかしくなる


No.33 2019/03/08 01:33
匿名さん33 

Yさんは私の頭を撫でた

「可愛かったよ」

それから私の身体を括っている紐を解きはじめた

慣れない体勢で縛られてたせいか、脚を閉じるのも痛い

「今日はこのくらいかな」

え?

「終わりですか」

「うん、身体痛いでしょ」

「でも、」

「セックスしてないでしょ?ってこと?」

「はい」

No.34 2019/03/08 08:01
匿名さん33 

「したい?」

「そういうわけじゃ」

ないわけでもない
何だか、ここまで来ておあずけくらった感
物足りない

「次はいつ空いてる?」

「明日も明後日も空いてます」

「じゃあ明日の6時半に」








この物足りない状態でこの日は本当に解散だった

No.35 2019/03/08 08:16
匿名さん33 

悶々としたまま私は帰って自分のベッドに入った。

けっこー
いや、かなりものすごく
すんごいテクニックだった

そのくせ、いかせてくれないとか
どんだけ意地悪なんだか
しまいには自分で...



あんな恥ずかしいことしたの初めてだ

人に自分で擦り付けながら果てるとかもう最悪
もう途中からあの人の顔も見られなかった


人にそーゆーとこ見られて興奮なんかしないけど、とにかくあの時は早くいきたくて

恥ずかしい...本当に我を忘れてた



あの人はどんなセックスをするんだろう

何か...私の知らない世界まで連れて行かれそうな気がする

No.36 2019/03/11 11:36
匿名さん36 

すごく面白い
続き楽しみにしてます

No.37 2019/03/12 00:51
匿名さん33 

>> 36 ありがとうございます。
まとまりの無い文章ですがお付き合いいただけたら嬉しいです。

後から、あーこんなこともされたなーとかこんなこともあったなーとかちょっと抜けたりしていて
しかも寝ぼけて貼り付けようとした文章抜けていることもあって
編集機能が欲しいです。

思い出してこっぱずかしくなって止まったりもしますが気持ちの整理を含めてまとめていきます!

No.38 2019/03/12 23:29
匿名さん33 

悶々といろんなこと考えて
人の体験談をネット検索したり
例のサイトをのぞいてみたり
そんなことをしているうちにいつのまにか眠ってて





目が覚めたのは昼過ぎだった




シャワー浴びて準備したらちょうど良い

少しISE○ANとマ○イのぞいてこ
新しいコート欲しいなー
スーツもきっともう一着くらい必要になるよね
普段は私服の人も多いみたいだけど



私は早めに出て
デパート巡りをしながらYさんを待った

No.39 2019/03/13 00:05
匿名さん33 

少し早いけど

6時過ぎ

私は待ち合わせのコンビニに着いた
立ち読みでもしながら待とうかな...なんて思って

そしたら雑誌を開くより早くガラス越しにYさんが見えた


目が合うとYさんはにっこり笑った



すぐにコンビニを出た




「早かったんですね」

「そちらも」

「私は今月はお休みなので」

「お腹空かない?」

「少し」

「何か食べたいものある?」

「そこのサイゼとか」

「あ...ファミレスは苦手なんだ」

「それなら居酒屋に」

「だと助かる」




助かるなんて大袈裟...お財布的にはファミレスの方が助かるんじゃないかと思ったんだけどな
3日も連続だし

No.40 2019/03/13 01:08
匿名さん33 

入ったのは梅が主役の居酒屋
梅が好きって言ったの覚えててくれたんだなーなんて思った
Yさんも梅は好きみたいだけど

個室だから会話も周りを気にせずできる


「昨日は一人で何回したの?」

え?

「いきなり?」


素でびっくりした

でも、まったくそーゆーテンションじゃないわけじゃなくて
昨日、一昨日みたいにしばらくノーマルな会話をするのかな、なんて思ってたから

不意打ちというか何というか

「昨日物足りなそうにしてたから」

「一人ではしません」

この手の質問には必ずこう返す

というか他に返し方を知らない



「本当は?」


え、そこ突っかかる?

「女の人って一人ではしないんです」

Yさんは、ふっと吹き出した

私の顔に何か書いてるんだろーか?

よくわからないけど何か不安になった


「SM未経験だって言ってたよね?」

「はい」

「でも調教はされたことがある?」

「ありません」

え?
何?

「それなら知らずに調教されてる」

思わず目を閉じた

「どうしてそう思うんですか?」

私の鼓動が速まるのがわかる
不安というか


「ヨガるところ見たらわかるよ」

No.41 2019/03/13 06:01
匿名さん33 

「年上の人と長く付き合ったとか、何か思い当たることがあったら聞かせてほしいな」

そんな人一人いた
一人しかいない
今だから遊ばれてたって思うけど
あの時は付き合ってると思ってた
少し依存はしてた気もするけど
好きとかではなかった
だから綺麗さっぱり忘れてた

「大学入ってすぐアルバイト先の調理の人に誘われて3〜4カ月くらい付き合ってました。そこでイクの覚えて...
そのときはそういうものなんだって思ってたけど、最後の方はお尻でもされるようになって、回数にしたら3回くらいだけど」

あまり思い出したくもない

「どうして終わったの?」

「話が合わなくなってきて違うなーと、思ったから別れました。その人は中卒で仕事してたから私が大学行ってるの馬鹿にするようになってきて。
後からわかったんですけど浮気というか他のバイトの子と股かけられてました。で、その子孕ってそのまま逃げちゃって今はどうしてるやら」

その子は今はシングルマザー
今思えばとんでもない奴

でも多分
セックスは下手ではなかった
調教されたつもりはないけど
その人でしかイッたことはない

そして多分、いや確実にテクニックはYさんが上

No.42 2019/03/14 06:09
匿名さん33 

「その後は?」
「いいなと思ったり...付き合った人も一人いましたが、何か全然合わなくて」
「そっか」

もう少し会話のやりとりはあったけどだいたいこんな感じで、Yさんは私にいろいろ聞いてきたけど、でもそこまで深くでもなく、反応も薄いというかあっさり

あとは美味しいお酒の話とか食事の話をして、Yさんオススメのメニューを何品かご馳走になって店を出た






コンビニでお茶とお酒、それからおつまみを買ってホテルに向かった





部屋に入って上着を脱いでいると後ろからYさんに抱き締められた

いきなり?

私が怯んでいると顎を持ち上げられてYさんの唇が重なった

それからゆっくり舌が絡まって

服の上から胸を揉まれて

スイッチが入ってしまった



Yさんは私のワンピースの背中のファスナーを下ろしてブラもその場で外された



そのまま抱き上げられて

椅子の上に降ろされた


でもその椅子はソファじゃなくて開脚台?だよね...

No.43 2019/03/14 17:21
匿名さん33 

両手をベルトで拘束されて
下着を脱がされた

何かものすごく手際が良くて
めちゃくちゃ慣れてる...

「あの...シャワー浴びたいです」

「いいよ」

いいよって言いながら私の右脚を台に括り付けた
抵抗したけど左脚も引っ張られて...

「...あの、シャワー」

「いいよ。終わったら」

「待って下さい!私汗もかいたし」

...トイレも行ったし
ちょっと、このままは無理

No.44 2019/03/14 20:01
匿名さん33 

「待てないな」

Yさんは楽しそうに笑ってる

キィッと音がして括られた脚がどんどん開かれていく
私が想像してたよりもどんどん開いて...




ちょっと!!
どこまで...

「痛いです...もう無理」

「もう?」

Yさんは止めてはくれたけど、恥ずかしくて私はもうそっちを見れなかった

「あの...暗くして下さい」

「終わったら」

「お願いします」

「あんまり要求が多いと口も塞いじゃうよ」


Yさんは正面から私にキスをしてきた。
この人のキス好きだ。

でもそういう問題じゃなくて...


「本当に恥ずかしいんです...」

Yさんは両手で私の胸を鷲掴みにするみたいに握りながら指先で乳首を転がす


「この格好は恥ずかしいよね。無防備で全部丸見えだし」

No.45 2019/03/14 20:16
匿名さん33 

それからYさんは下に進んで
そこに顔を近づける

思わず顔を逸らした

「クリ○リスも勃起してるしぐっちょぐちょ」

はっきり言われるともう逃げ出したくなるくらい恥ずかしくて...
Yさんは一番敏感な部分を指でなぞった

身体にギュッと力が入る
素直に感じてしまう


「昨日は帰って一人で何回したの?」

「してません」

「我慢できなくて俺の前でオナニーしたくらいの変態ちゃんがムラムラしたまま帰ってそのまま寝たって誰が信じる?」

No.46 2019/03/15 00:09
匿名さん33 

「昨日のはYさんが...」

「俺が何?」

「意地悪するから」

Yさんは中に指を入れてきた
中から気持ちいいところを突かれて腰が逃げそうになるけど動けない

「意地悪って何したっけ?」

いかせてくれなかったなんて言ったらまた変態とか思われる
いかせてくれないって言っても、自分でこの人の指に擦り付けてイっちゃぅたのは事実だし...今思えばなんであんな醜態晒したのか自分がわからない

でも、こーやって弱いところを責めてこられるとまたおかしくなりそうになる

「もう、いいです」


やばい
また普通に喋れなくなってきてる
気持ち良くて...苦しい

どんどん追い詰められてくる

「昨日は中に指入れてしたの?それとも外弄ってしたの?」

「外弄って」

しまった
一瞬とんでた

No.47 2019/03/15 00:44
匿名さん33 

「一人では中は入れないの?」

Yさんは指二本動かしてるだけだから何ともないだろうけど、私はその指二本のせいでおかしくなりそうで会話なんて


「いっ...ちゃう」

「どうぞ」

また指を止められるかと思ったけど、動きは変わらなくて
そのまま私は気をやった


「あー本当にいったね」

身体がビクンと何度も跳ねて止まらない
Yさんが外側の気持ち良いところをずっとこねくり回すみたいにしてる

「も、ダメ...離して下さい」

「潮吹いたことある?」

「私吹けません」

No.48 2019/03/15 11:17
匿名さん33 

...なにこれ?
Yさんの指の動きが少し速くなる
何ていったらいいのか...よくわからないところを突かれてる?押されてる?

反射的に身体が逃げる

「だめだめ...」

逃げようとするほどYさんはしっかりそこを捉えて突いてきて

私はわけがわからなくなるほど騒いでた...
これはもう我慢とかできるものじゃなくて、そこを突かれると声が出る体の構造なんだと思う




そのままひたすら耐えてたら
音が変わって
床に水がボタボタ落ちる音がした


「けっこう吹けるよ」

完全に息が上がってる私とは全く別の世界にいるような...爽やかな笑顔でYさんはそこを刺激し続ける

「もう無理」

半ば叫びながら言ったのに
Yさんはまたソコを擦り始めた

「もう一回いこうか」

「だめだめ!そこまだおかしくなってるから」

Yさんはお構いなしに責めてきて

自分でもびっくりするくらい呆気なく果ててしまった


...なにこれ?


「早いよ」

No.49 2019/03/15 13:53
匿名さん33 

「だって...」

Yさんが無茶苦茶なことするから...

「まだいけるね」

「無理...いったばっか」

Yさんは今度はそこに唇を当てて吸いついてきた
そのまま頭のてっぺんから爪先までビリビリする感じがして

気持ちいい波がさっきとは比べ物にならないくらい大きくて、私は身体を震わせながら果てた




「だめ...いっちゃったから...もうやめて」

叫んで、もう半狂乱になってた
もう本当に無理で

「お尻の穴にギュッと力入れて、少しは楽になるかも」

力の入れ方もよくわからないけど
Yさんに言われるまま、わからないなりに力を入れると、本当に少し楽になって


「あー上手、こっちも締まってるよ」


Yさんはそこにまた唇を当てる

楽になったのに、今度はまたいきそうになって



あ...だめだ


我慢とか全くできないまま
また簡単に果ててしまった

No.50 2019/03/16 06:22
匿名さん33 

Yさんは私の手脚を拘束してるベルトを外してお姫様抱っこで抱えられた

足も腰もガクガク震えてて
おかしくなってた

私をベッドに寝かせて
Yさんはスーツを脱ぎ始めた


私ばっかり裸だから、何か変なくらい恥ずかしかったんだ






ガタイいいなーって思ってたけど本当に良い
軽々私のこと抱き上げたくらいだし
スポーツなにやってるんだろ

朦朧とした頭でもドキっとするくらいYさんの身体は鍛え上げられてて

全体的にぷに子な私は今更別の意味で少し恥ずかしくなってきた

「舐めてくれる?」


ベッドに座ったYさんのソレを見ると大きくて少し怖かったけど、とりあえず咥えて頑張って舐めた
顎が...多分ひどい顔になってる
Yさんはこっちを見てるし



二、三分も舐めただろうか

「入れてもいい?」

Yさんの言葉で私はそこから口を離した

「はい」

Yさんは私の背中を抱き寄せてキスをした
そのままゆっくりと引き込まれてベッドに組み敷かれた

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