悲しみのダリア
産まれたばかりの我が子を食べる母猫の動画があってね。
死産で産まれた子や、餌に有り付けなくて（野良猫）このままでは自分が死んでしまうなとなった時に我が子を食べる事があるんだって。
例えば6匹産んだとしたら、自分が死んでしまったら6匹全員が死んでしまうから、一匹を犠牲にして5匹を生かすという、動物ならではの生存手段だよね。
知らなかったもんだから、ちょっと衝撃的だったんだけど、またその動画もモザイク無しで、モロだし映像だったら、尚更ね…
でも、変に隠すより、真実を見せるのは良いと思ったね。
それまでは猫を見ると、「可愛い！飼いたい！」としか思わなかったんだけど、可愛いだけじゃない、その裏にある現実、野良が生き抜く厳しさを知れたよね。
ちょっと可愛いと思ったからって、安易にペットとして飼いたいと思うものでもないのだと、少し冷静になれた。
はっきり言って産まれたばかりの仔猫を食べる母猫と、噛みちぎられた仔猫の姿は残酷ではあったんだけど、でも、こういう事から目を反らしてはいけないなって。
テレビやYou Tubeなんかの猫動画では元気で可愛い姿ばかりだから、安易に「可愛い！飼いたい！」ってなっちゃうんだよね。
年を取れば病気にもなるし、必ず死ぬ時が来る。老衰みたいに安らかに死ぬとは限らない。もがき苦しんで死ぬケースだってあるわけで、そういう事も理解した上で猫を見なければならないのだと。
私の考えは甘かった。
浅はかだったのだ。
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No.3415127 2021/11/14 23:03(スレ作成日時)
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