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黒百合女学院中等部 恋の時間割

No.126 19/03/24 16:05
あかいあおい ( 37 ♀ sq6JBe )
あ+あ-

≫125

黒百合女学院生徒心得その二 

己の掲げた旗は決して無責任に降ろすべからず。

あおいは気まぐれ気分屋だが、言行一致の有言実行は心掛けていた。旧武家育ちの女の子として、物心つくまえから、そう厳しく躾られてるからである。

それが今あおいを縛る。それは


それは

自分に百合な片恋している、幼なじみの雪穂が今、あおいにしがみつき、黒百合初等部卒業し他の中学への入学に進路変更しようとしている自分に 

「せんぱいと離れたくない!」

と思い詰めて涙を流しているからだ。 

夏休み前、おとこ女!と言われるまではボーイッシュな、ベリーショートな髪型で、スポーツ得意で喧嘩っ早く強い、しかも乱高下はしても平均したら成績まで良く、黒百合初等部の百合な女の子たちからは、憧れの先輩みたいな人気あったあおい。

この雪穂も隠れあおいファンな女の子だったのだ。

仲良しの剛くんの従妹だから親しくはしていたし、勉強もスポーツも見てやっていたあおい。でもそれは気付かなくて、雪穂のいきなりの百合カミングアウトに、あおいはノーマルゆえに動揺し

「馬鹿ねえ、初等部卒業しても中等部は隣なんだから淋しくないでしょ。会いたかったらいつでもいらっしゃい」

「他中学を受験したのは、ただの運試しなんだから」

と、ついつい嘘を言ってしまったあおい。



黒百合の高等部に、優秀ゆえにいずれは教師採用されるであろう、真鍋への片恋を諦めたあおい。その真鍋との教師と生徒の関係は辛すぎる。そう思いさっき仲良し同級生とわざと仲違いしたあおい。もう学校には来ないつもりで

これでは他中学に入学しても、黒百合の中等部に入学しても、どちらかに嘘をついていたことになってしまうからだ。

考えあぐねた末に、雪穂を宥めるために口を開いたのは

「ねえ、雪ちゃん、あなた剛くんの従妹なんだから、剛くんのお家に来たら、いつでもわたしに会えるじゃない!。だって剛くん、わたしの家の真ん前に住んでるんだから!」

「これって、他の女の子とは違う二人の関係だよね?。それに今までも勉強にスポーツ、教えてあげてたでしょ?。これからも変わらないのよ」

「その印しに今から遊びに行かない?。二人だけで学校エスケープしましょ」


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