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黒百合女学院中等部 恋の時間割

No.144 19/04/14 04:29
あかいあおい ( 37 ♀ sq6JBe )
あ+あ-

≫143

黒百合女学院山手校学長室に呼ばれているあおいに安倍学長が頭を下げる。

「あおい君、住吉うな君をよく救い出して復学させてくれた。ありがとう。感謝する。特例だが中等部一年生のうな君は内気なる性格を考慮し、今日付けで初等部特例聴講生として、君のクラスに午後授業から編入する」

「4月から落第生として中等部一年生復学よりは、初等部六年生を短期間でも過ごし、入学式参加し中等部再編入がうな君にはベストなる方法と考えます」

「そして、うな君の復学に間に合うよう本学に戻ってくれたことも感謝する。ありがとう。ところで君は何やら先ほど、無断欠席がどうこう謝罪していたが、何のことかね?。私は何らの報告も聞いていないが。まあ、まだまだ風邪の季節だから気をつけたまえ」

あおいにそうウインクして見せた話のわかる安倍学長だった。

「あのう、学長先生、緑お姉ちゃんから学長先生に渡しなさいと、藍子お姉ちゃんと紫蘭お姉ちゃんの初等部時代の制服預かってますが、うなちゃんだけなら一着でいいですよね。もう一人特例の子がいるんじゃないんですか?。梅宮サナちゃん関係で」

そう安倍学長に質問するあおい

「そうだった、松田先生、彼女は今日かね明日かね?」

「彼女も今日の昼頃に来校予定です」

「そうか、それならうな君もお友達が早速できるわけだ。松田先生、あおい君、保健室の石内先生にこの制服、渡してくれたまえ。石内先生は裁縫得意だから、二人に合わせて裾上げとか、すぐにしてくれるだろう」

「松田先生、あおい君、下がっていいよ」





何やら知らないうちに話が進んでいて

もう何が何でも黒百合中等部に行かなきゃならないのね。そう思うあおいは六年一組に戻る。そうよね、やっぱりわたしの居場所は黒百合なのよね。

クラスの戸を開けるあおい

松田先生に代わり教鞭をとっていた石橋哲也先生とクラスメイトたちがあおいに振り向く

「お帰りなさい」

「石橋先生、みんな、心配かけて本当にごめんなさい」

そう謝り席につくあおい。クラスみんなの暖かい拍手、失恋というより恋煩いを乗り越えたあおいへの皆からの贈り物だ。

今日は教科書すら持って来ていないあおいに、隣のゆかりが社会科教科書を二人の間にさりげなく置いてくれる。美佐はレポート用紙をノート代わりにしてね!と。ちはるは真新しい鉛筆を削ってあおいに渡している。

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