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子供の頃の話
No.174 2018/10/07 21:07
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
6月。
演劇部では9月の文化祭と11月の大会に向けて発表する演目が決まった。
主役などの主要な役は三年生の先輩達から順にオーディションで決められるのが部での長年の決まりらしい。
40人を超える部員がいたので一年生がつける役は少なかったが、私はなんとかセリフのある村人Aの役に受かる事が出来た。
村人Aのセリフは二言だけだったし舞台に登場するのも数回だったが、それでもひたすら台本を読み込む。
私を含む新入部員は一年生8人で全員村人役についていたが、皆セリフの有り無しに関係無く毎日同じシーンを何度も繰り返し練習した。
部室前の廊下で大声を出してみんなで練習をしていたので、知らない先輩に「うるさいからよそでやって」と怒られたりもした。
クラスでは中間テストの結果が酷すぎて笑われた私だったが、そんな事はすぐに忘れて練習に没頭した。
初めての舞台は絶対に失敗したくなかった。
変わらずイチとは本の貸し借りをしていた。
部活が始まる前に時間があれば、私の小学校時代からの趣味のひとつのクロスワードパズルをイチと二人で解いたりもした。
それを見た他のクラスの子が
「あのふたり、付きあってるの?」
と話しているのを睨み付けるイチに
「ほっとけほっとけ、いちいちはんのーすんな」
と言う時もあった。
それほどイチとは仲が良かった。
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